- 診療時間
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- 9:00〜12:00/16:00〜20:00
- 年中無休 365日診療
症例
13歳6カ月齢、アメリカン・コッカー・スパニエル、去勢雄、11.2 kg (BCS3/5)
来院理由
健康診断
身体所見
特異所見なし
検査
血液検査:異常なし
レントゲン検査:左肺後葉に結節性病変(径5 cm)、他の肺葉問題なし
CT検査(他院):左肺葉に限局した腫瘤性病変(辺縁部に局在)、肺門リンパ節などの腫大無し
治療方針
術式:左第5肋間開胸アプローチによる左肺後葉切除術
本症例は疼痛の観点より、広背筋を切開をせずに開胸し、左肺後葉にアプローチした
胸水および気胸予防として胸腔ドレーンチューブを設置し、縫合して終了
確定診断
病理検査:肺腺癌
経過
術後3日目:血液ガス分析にて呼吸不全兆候がないことを確認し、胸腔ドレーンチューブを抜去。
術後5日目:退院。
術後10日目:抜糸し、徐々に散歩も開始。
現在:術後11ヶ月経過するも再発や転移所見なく、経過良好。
担当医:林 佑将