院長紹介– DOCTOR –

院長紹介

院長・獣医師
林 佑将(Hayashi Yuta)
日本小動物外科専門医協会 外科レジデント

経歴

  • 2011年 : 日本獣医生命科学大学 卒業
  • 2011年 : 日本獣医生命科学大学
    2011年 : 附属動物医療センター 全科研修医
  • 2012年 : UC Davis 
    2012年 : Soft Tissue Surgery service
    2012年 : Assistant research
  • 2013年 : 安田獣医科医院 勤務医 
  • 2015年 : 東京農工大学
    2015年 : 附属動物医療センター 全科研修医
  • 2016年 : 東京農工大学
    2016年 : 附属動物医療センター 腫瘍科レジデント
  • 2016年 : 日本小動物外科専門医協会
    2016年 : 外科レジデントプログラム開始
  • 2017年 : 動物先端医療センター・AdAM
    2017年 : 神経・整形外科
  • 2017年 : 日本獣医生命科学大学
    2017年 : 獣医外科学研究室 研究生
  • 2022年 : 青葉どうぶつ医療センター 開業

専門

  • 腫瘍科・整形外科・神経科・一般内科
修了資格
  • AO VET Course-Principles in Small Animal Fracture Management
  • AO VET Course-Advanced Techniques in Small Animal Fracture Management  
  • DePuy Synthes VET Spine Seminar 2018
  • DePuy Synthes TPLO Seminar 2018
  • Subcutaneous Ureteral Bypass System 2.0 Master Class
  • 消化器外科スキルアップ実習2021修了
  • 泌尿器外科手術 実践トレーニング修了
  • 膝蓋骨内方脱臼に対する関節再建ドライラボ修了
論文

1, Hiroyuki Akagi, Munetaka Iwata, Tomu Ichinohe, Hirokazu Amimoto, Yuuta Hayashi, Nobuo Kannno, Hiroki Ochi, Yukihiro Fujita, Yashuji Harada, Masahiro Tagawa, Yasushi Hara : Hydroxyapatite/poly-L-lactide acid screws have better biocompatibility and femoral burr hole closure than does poly-L-lactide acid alone. J Biomater Appl. 2014  Feb;28(6):954-62.

趣味

  • 野球観戦・映画鑑賞・旅行

コメント

地域の皆様から頼られる動物病院を目指していきます。

飼い主様とペットの暮らしを守れるよう、スタッフ一同全力で頑張ります。

ヒストリー

福岡県北九州市小倉で生まれ、6歳時に横浜市青葉区(当時は緑区)に引越し生活をしていく中で地元で何か貢献したいと考えておりました。

また幼少期のころから、動物好きだったことから動物に関わる仕事につきたいと考えていて、傷ついた動物達を治すことのできる「動物のお医者さん」になりたいと考えるようになっていました。

色々な苦労はありましたが、2011年に念願であった獣医師になることができました。

学生時代から治療効果がすぐに発揮される小動物外科に強く興味を持ち、研究室の先生に勧められ獣医学の先進国であるアメリカの外科学会や教育病院などに行きました。

私はアメリカでの症例数の多さや教育システムの素晴らしさに感動し、次第にアメリカでの外科教育に憧れるようになりました。

考えるより行動派の私は大学を卒業したのちに、同大学で総合研修医として1年間働いたのちにすぐにアメリカへ行きました。

そこでは私も含めた外国人がポジションを得るには、非常に大変であることを知りました。

私はなんとかDr, Michele A Steffey (Surgical & Radiological Sciences) に研究テーマをいただき、彼女の研究アシスタントの一人として働くことができましたが、その後ビザ問題や経済的理由で、帰国することになりました。

帰国後は、元研究室教授の勧めで自由が丘にある安田獣医科医院にて働くことになりました。

安田獣医科医院では、飼い主様に寄り添った治療法の提示や日々のケアなどに関して学びました。そして何よりも地域のペットたちを守っている充実感や使命感から、私は開業医を目指そうと考えました。

ただ外科専門医を諦めきれなかった私は、お休みをいただいてはアメリカの大学病院見学を続けていました。その中で日本でも小動物外科専門医制度があると聞き、調べてみるとアメリカのプログラムに準じていたところから、本プログラムへ参加したいと考えるようになっていました。

本プログラムは、一部の民間動物病院と大学病院での参加が可能であり、レジデントという修行生が指導専門医と言われる師匠について、様々な手術を行うと同時に内科、病理、画像診断、救急などの研修も行っていく系統立った外科医の教育システムとなっています。

私は縁があって、東京農工大学附属動物医療センターでの小動物外科レジデントコースを開始することになりました。

私の指導専門医である伊藤博先生(東京農工大学名誉教授)は腫瘍外科の専門医でしたので、必然的に腫瘍外科を数多く経験させていただきました。

レジデント2年目に伊藤先生が、静岡県三島市に動物先端医療センター(AdAM)を設立するとのことで、オープニングスタッフとして迎え入れていただき、そこから5年間、主に整形外科・神経科・腫瘍科を中心に様々な内科及び外科症例を担当・執刀してきました。

これらの経験を踏まえて、この度開業することといたしました。