- 診療時間
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- 9:00〜12:00/16:00〜20:00
- 年中無休 365日診療
症例
5カ月齢、トイ・プードル、未避妊雌、1.74 kg (BCS4/5)
来院理由
1mくらいの高さから落下し、右前肢を挙上している。
かかりつけより勧められて、紹介来院。
身体所見
右前肢を完全挙上
その他は特異所見なし
検査・診断
レントゲン検査:右橈骨Salter-HarrisⅠ型骨折 (変位あり)
治療方針
本症例の骨折は成長板をまたぐ固定が必要だが、骨折を固定する器具が成長板をまたぐと成長の妨げ起こすため、以下の手術方式を選択。
術式:K-Wireを使用したクロスピン法による固定と包帯法
K-Wireによる固定から4週間が経過したため、成長の妨げにならないようK-Wireを抜去。
術式:K-Wire抜去
経過
K-Wireによるクロスピン法にて骨整復し、術後2週間目まで外副子により固定。
術後4週間目にK-Wireを抜去。
術後の歩行異常もなく、経過良好。
担当獣医師:林