橈尺骨横骨折に対するロッキングプレート固定による整復

症例

7ヶ月齢、トイ・プードル、未避妊雌、2.04 kg (BCS3/5)

来院理由

椅子の上から落下してから左前肢挙上

身体所見

左前肢挙上のみ

検査

【血液検査】
・異常なし

【レントゲン検査】
・橈尺骨骨幹中央部横骨折

図1・2:術前の左前肢レントゲン画像

治療方針

術式:ロッキングプレートによる内固定

頭外側アプローチにて骨折部位を露出し、骨片を骨保持鉗子にて整復

図3:ロッキングプレート(径1.5mm, 6穴)にて固定
図4:患肢の腫れ予防のため術後包帯を実施
図5・6:術後の左前肢レントゲン画像

経過

術後3日目:包帯抜去
術後5日目:患肢である左前肢を負重
術後6日目:退院

担当獣医師:林 佑将 

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